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ラニエリ、レスターにすべてを捧げる? 「ここで監督業から引退したい」

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 レスター・シティクラウディオ・ラニエリ監督は、今のクラブにすべてを捧げる構えだ。このクラブで監督業に幕を引きたいと語っている。

 日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターは、世界中を驚かせている。名立たるビッグクラブがいるプレミアリーグで、堂々の首位に立っているのだ。

 昨季のプレミアリーグ残留が奇跡と言われたクラブが、新たな奇跡を起こそうとしている。今季からクラブを率いるラニエリ監督の手腕には、次期イタリア代表監督就任もあり得るのではないかと言われる。

 だが、本人にそうしたつもりはないようだ。スペイン『マルカ』が報じたコメントを、『デイリー・メール』など欧州メディアが伝えている。

「レスターで満足だし、どこかに行くことは考えていない。ここが私の最後のクラブになると考えている。6、7年など、クラブが長い契約を与えてくれることを願っている。ここで引退したい」

「私がレスターに来た時、契約の最初の2年ではプレミアリーグ残留を目指してほしいと会長に言われた。これは最高だったね。会長は野心があるが、物静かな人物だ。基盤から計画を立てることによってのみ、高いレベルに到達できるということを理解している」

 最後のクラブで、大きな目標を成し遂げたいと思っている。

「レスターは小さなクラブだ。我々は、最も大事な目標に到達した。早くも勝利したようなものだよ。来季もプレミアリーグで戦えるんだ」

「次はヨーロッパの舞台を目指して戦おうじゃないか。もしいけるのなら、チャンピオンズリーグ出場権を目指すし、さらには王者になることを目指す。だが、ゆっくりと進まなければならない」

 プレミアリーグも終盤に入っているが、レスターの快進撃は続いている。

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