あと一歩が及ばなかった。だが、ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンは、バイエルンを相手に激闘を演じた末のチャンピオンズリーグ(CL)敗退を誇っている。

　ホームでのファーストレグで2-2と引き分けていたユーベは、前半から2点を先行し、72分までリードを維持した。だが、73分に1点を返されると、アディショナルタイムに同点弾を許してしまう。あと一歩で逃げ切れなかったユーベは、延長戦で2点を失ってベスト16敗退となった。

　ブッフォンは試合後、イタリア『メディアセット』で次のように述べている。

「90分に同点弾を許したのが悔しいよ。僕はこのチームを誇りに思う。この敗戦で、さらに一歩成長したと思わなければいけない。ひどい形で敗退するのと、こういったパフォーマンスで敗退するのは別物だ。この敗戦は、これから2年で僕らが望む目標にたどり着くための最高の糧となる」

「サッカーの試合中はいろいろなエピソードや状況がある。後半は彼らが攻撃的な試合をして、チャンスを決めてきた」

---

●セリエA2015-16特集
●欧州CL15-16特集