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レアル、今夏のハメス&イスコ売却を決断?納得するオファーが届けば…

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 レアル・マドリーは、この夏にMFイスコとMFハメス・ロドリゲスを売却するつもりなのかもしれない。スペイン『アス』が報じた。

 レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、イスコとハメスのプレーに満足していないようだ。ジネディーヌ・ジダン監督が1月に就任してからも、この2選手のパフォーマンスは向上を見せていない。

 だが、ハメスとイスコの状況は異なる。まずはハメスだ。一昨年の夏に移籍金8000万ユーロ(約100億円)でレアルに加入したコロンビア代表MFは、今季レアルでプレシーズンを完全にこなすことができず、9月に負傷して11月まで戦列を離れた。その後はラファエル・ベニテス前監督(現ニューカッスル)との確執があり、一向に調子が上がらなかった。

 ベニテス前監督に代わりジダン監督が指揮を執るようになってからも、ハメスの昨季見せていたようなプレーは見られず。そんな中で年俸アップを要求したこともクラブのかんに障ったようだ。移籍市場情報サイト『transfermarkt.de』では依然として8000万ユーロの価値があるとされるハメス。彼に対してはマンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティチェルシーなどが獲得に関心を示しているとされる。

 一方、イスコについてのクラブの見解は異なる様子だ。イスコはジダン監督就任後の13試合中10試合で先発出場しているが、今のところ指揮官の期待には応えられていない。加えて、最近2試合で不満をあらわにしたこともクラブを懸念させている。ベンチスタートとなったレバンテ戦ではゴールを祝福せず、ラス・パルマス戦では交代させられてベンチに下がった際に怒りをぶちまけていたからだ。

 イスコはマラガやU-21欧州選手権での活躍が認められ、2013年夏に移籍金3000万ユーロ(約37億円)でレアルに加入した。『transfermarkt.de』によると、こちらは現在4500万ユーロ(約56億円)ほどの価値があるという。イスコにはユベントス、シティなどが興味を抱いているようだ。

 レアルは今夏ハメスとイスコにオファーが届けば、放出を検討する姿勢だとされる。クラブと選手を納得させるオファーは届くのだろうか。

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