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[EL]トッテナムを寄せ付けず…ドルトムント2戦5発で8強入り、香川も途中出場

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[3.17 EL決勝トーナメント2回戦第2戦 トッテナム1-2ドルトムント]

 ヨーロッパリーグ(EL)は17日、決勝トーナメント2回戦第2戦を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でトッテナム(イングランド)と対戦し、2-1で勝った。3-0で快勝した第1戦に続いて2連勝。2試合合計5-1とし、文句なしの準々決勝進出を決めた。香川はベンチスタートで後半27分から途中出場した。

 ホームでの第1戦に3-0で先勝し、大きなアドバンテージを持って敵地に乗り込んだ第2戦もドルトムントが優位にゲームを進めた。前半14分、MFヘンリク・ムヒタリアンのヒールパスを受けたFWマルコ・ロイスが右足でシュート。これはゴール左へ外れたが、同24分、高い位置からのプレッシャーでボールを奪うと、FWピエール・エメリク・オーバメヤンがPA手前から鮮やかなミドルシュートをゴール右隅に叩き込んだ。

 先制点を奪い、2試合合計4-0とさらにリードを広げたドルトムント。トッテナムも前半41分、MFエリック・ラメラのスルーパスに反応したFWソン・フンミンが決定機を迎えるが、シュートは枠を外れる。ドルトムントは前半アディショナルタイムにカウンターからムヒタリアンが抜け出したが、GKとの1対1で決め切れなかった。

 後半も余裕の試合運びを見せるドルトムントは後半9分、DFソクラティス・パパスタソプロスに代えてDFエリック・ドゥルム、同15分にはロイスに代えてMFクリスティアン・プリシッチを投入した。追加点は後半26分。ムヒタリアンのパスを受けたオーバメヤンがPA内右から右足でシュートを放ち、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 2-0と突き放し、2試合合計5-0と勝負を決定づけると、直後の後半27分からムヒタリアンに代わって香川も登場した。トッテナムは同28分、DFネベン・スボティッチのバックパスをカットしたソン・フンミンが1点を返すが、大勢に影響なし。香川は後半44分、パス&ゴーでゴール前へ走り込み、PA内左でキープしたオーバメヤンの折り返しに左足で合わせたが、クロスバーを越える。ダメ押しゴールはならなかったが、試合はそのまま2-1で終了。2試合合計5-1でプレミアリーグ2位のトッテナムを寄せ付けず、ドルトムントがベスト8進出を決めた。

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