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EL敗退に落胆のファン・ハール「とても残念」「前半終了間際の失点が…」

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[3.17 EL決勝T2回戦第2戦 マンチェスター・U 1-1 リバプール]

 ヨーロッパリーグ(EL)は17日、決勝トーナメント2回戦の第2戦を行った。マンチェスター・ユナイテッドはオールド・トラッフォードでリバプールと対戦し、1-1と引き分け、2戦合計1-3で敗退が決定した。ルイス・ファン・ハール監督の試合後のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 10日の第1戦を0-2で落としたユナイテッド。ホームでの逆転を目指して立ち上がりから攻勢に出ると、前半31分にPKを獲得し、FWアントニー・マルシャルが自ら落ち着いて決め、先制に成功した。しかし、前半終了間際にMFコウチーニョに痛恨の同点ゴールを許し、後半の反撃も実らなかった。

「勝ち上がるチャンスがあったので、とても残念だ。そういう雰囲気がドレッシングルーム内にもあった。十分なチャンスを作れたが、前半終了間際の失点の仕方が…。もし、失点していなかったら可能性はあった。後半もチャンスを作れた。ただ、3点を取らなければいけなくなってしまった。それは簡単なことではない」

 前半終了間際の失点が大きく影響したと語ったファン・ハール監督だが、チームのパフォーマンスについては、「できることはすべてやろうと努力した。最後まで戦った。ハーフタイムの時点で選手たちは非常に気を落としていたが、それでも我々は全力を尽くした」と、満足感を示している。

 EL制覇での来季チャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得を狙っていたユナイテッドは、プレミアリーグで9試合を残して6位につけており、欧州CL出場圏内のトップ4入りも微妙な位置にいる。そして、中2日で4位のマンチェスター・シティとのダービー戦を控えている。「選手たちは全力以上の力を注いだ。まだマンチェスター・シティ戦を戦わなければいけない。彼らは我々よりも回復期間が1日多い。それはアーセナル戦のときも同じだったし、我々は彼らに勝った。自分たちの力を信じなくてはいけない」と、過密日程を言い訳にせず、気持ちを切り替える。

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