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[EL]運命の師弟対決…クロップ監督は凱旋を心待ち「本当に強い相手」

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 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の組み合わせ抽選会が18日に行われ、リバプール(イングランド)は日本代表MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)との対戦が決まった。リバプールの指揮官となったユルゲン・クロップ監督にとっては、昨季まで率いた古巣との決戦。公式サイトによると、クロップ監督は「本当に強い相手」と警戒した。

 期待された組み合わせが8強で実現する。クロップ監督は2008年から昨季までの8年間でドルトムントを指揮。昨季の不振で退任することになったが、2011年と12年でブンデスリーガ連覇を経験するなど、黄金期を築いた。「抽選結果には満足している」。クロップ監督は運命を受け入れた。

 抽選会の間は週末に行うリーグ戦サウサンプトン戦の分析中だったというクロップ監督。その後もすぐに練習が組み込まれていたため、「たぶん携帯電話は多くのメッセージで一杯になっているだろうね」と笑う。ただドルトムント凱旋については、「私の新しいチームを紹介できることは素直にうれしい」と喜んだ。

「世界最大級の2クラブがELで激突するんだ。もしかしたら面白くない大会だと思っていた人がいたかもしれない。彼らが考えを改めてくれるといいね」

「ドルトムントはドイツの中でも強いチームで、おそらく世界の多くのリーグで優勝争いが可能だ。ドイツでは(首位の)バイエルンと5ポイント差でチャンピオンになる可能性も残っている。彼らは本当に強い相手。でも我々も悪くはない。素晴らしいゲームになる」

 4月7日の第1戦はドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パルク、4月14日の第2戦はアンフィールドで行う。

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