beacon

ショートコーナーのリターンからニアを抜いた憲剛「空いていたから」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.19 J1第1ステージ第4節 甲府0-4川崎F 中銀スタ]

 川崎フロンターレが敵地でヴァンフォーレ甲府に4-0で完勝。今季初の連勝で単独首位をキープした。MF中村憲剛は「首位と言ってもまだ4節が終わったところ。まだこれから長い戦いがあるので、一つひとつみんなで走って戦いたい」と勝って兜の緒を締めた。

 鮮やかな2発で好調ぶりを見せつけた。まずは前半9分、ゴール正面でFKを獲得すると、壁を越える華麗な直接FKを蹴り込む。後半21分にはショートコーナーのリターンを受けると、GK河田晃兵のニアを抜く意表を突いたシュートで勝利を決定づけた。

「(FKは)前日練習していた。練習の時も上手く決めれていたので、自信を持って蹴りました」。先制点を振り返る憲剛。平静を装うが、自然と笑みがこぼれる。

 そして2点目はチームの勢いを象徴するゴールになった。「その前にショートコーナーを何本もあって、普通に上げていた。相手のGKもそのイメージがあったと思う」。余裕を持った試合運びが出来ていたからこその選択。憲剛は「ちょっとスペースが空いていたから。打ってみようかなと思ったら入ったので。こういうこともあります」と白い歯をこぼした。 


●[J1]第1ステージ第4節1日目 スコア速報

TOP