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苦悩する鳥栖MF鎌田は俊輔から刺激「あれくらい自分も…」

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[3.19 J1第1ステージ第4節 横浜FM2-1鳥栖]

 手倉森ジャパンに復帰したサガン鳥栖のMF鎌田大地は苦悩の表情を浮かべた。開幕から4試合連続の先発出場。中盤をダイヤモンド型にした4-4-2のトップ下として今季初のフル出場を果たしたが、得点に絡めないままチームも1-2で敗れた。

「できるだけ真ん中でボールを持てたらいいけど、今はサイドに流れてゴールから遠ざかることが多い。去年なら真ん中から崩して、もっとゴールに近いところでプレーできていたけど、今年はサイドからの攻撃が多い」

 チーム戦術もあって思うようにボールに触れず、決定的なプレーを見せるシーンはわずか。今季4試合を終えて、いまだゴールもアシストもなく、「点は取れてないけど、焦ってもしょうがないので」と話す表情には悲壮感も漂う。

 システムは4-2-3-1と異なるが、対戦相手の横浜FMのトップ下に君臨するのがMF中村俊輔だ。「自分とは求められていることが違うけど、視野が広いし、自由に下がって、あの人がゲームをつくっているなという感じがした。あらためてうまいなと。あれくらい自分もゲームをつくれたらいいなと思った」と刺激を受けたようだ。

 21日からはU-23日本代表のポルトガル遠征に参加する。1月にカタールで開催されたAFC U-23選手権(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)のメンバーからは外れた鎌田だが、手倉森誠監督は「アジアでは使わなかったが、世界では可能性は出てくる」と、鎌田やMF関根貴大(浦和)の再招集に踏み切った。

 劇的な試合展開の連続でAFC U-23選手権を制した同代表について鎌田は「見ていて、僕がいたときとは違うチームになっているなと思った。苦しい中、勝ち切って優勝したというのはすごいことだなと思って見ていた」と率直に語る。

「ああいう場でやりたいと思った」と、あらためて代表への思いを強めた19歳。「一回離れて、今どういう感じか分からないけど、監督のやりたいサッカーを理解して、コミュニケーションを取ってみんなに合わせていきたい」と意気込みを語った。

(取材・文 西山紘平)

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