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[MOM1726]立正大淞南MF長見浩平(2年)_学んできたシュートを勝負どころで発揮、値千金の決勝弾!

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.19 中国高校新人大会1回戦 境高 0-1 立正大淞南高 広島皆実高G]

 値千金の一撃でチームに白星をもたらした。立正大淞南高のMF長見浩平(2年)は0-0で迎えた後半32分に決勝点。混戦からPA左へこぼれたボールを狙い、左足ダイレクトで叩き込んだ。「いいところにこぼれて来たんで、あとは思い切り、振り切りました。こぼれそうかなと予想してちょうど来た」。

 この一撃については指揮を執った吉岡幹朗コーチも賞賛。「あそこでよく振り抜いてくれた。(PAでは)ダイレクトシュートと言っていることなんで、よく決めてくれた」。本人も淞南で学んだ「基本的には軸足を抜いて打つ。PAに入ってきたボールはダイレクトでシュート」を表現できたことに会心の表情を見せていた。

 長見は普段はBチームでプレー。大垣招待大会出場組とAチームを2チーム編成したことで今回チャンスを得た。だが、左サイドで先発したMFは持ち味である縦、中への発揮することができていなかった。それでも「1回は必ずチャンスが来ると思ったのでそれをものにしようと思っていました」という長見はそのチャンスを逃さずに決勝点を挙げた。

 サンフレッチェくにびきFCから立正大淞南へ進学した理由がある。「小学校6年生の時に淞南が選手権で国立へ行って。それをテレビで見て、ここへ行って選手権出たいと」。立正大淞南のユニフォームをまとって選手権に出る。その夢をかなえるために結果にこだわり、課題を克服すること。「自分の武器を伸ばして課題は守備だと思っているので課題を改善しないといけない」。アピールをまだまだ続けて、強敵揃いのチーム内競争を必ず勝ち抜く。

[写真]後半32分、立正大淞南はMF長見が左足で決勝点

(取材・文 吉田太郎)

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