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全日本大学選抜が全韓国大学選抜に逆転勝利!! 中野弾で追いつき、重廣ミドルが決勝点

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[3.20 デンソーカップ第13回大学日韓定期戦 全日本大学選抜2-1全韓国大学選抜 等々力]

 デンソーカップ第13回大学日韓定期戦が20日、等々力陸上競技場で行われ、全日本大学選抜は全韓国大学選抜と対戦した。前半26分に失点するも、後半42分にFW中野誠也(筑波大2年=磐田U-18)のゴールで1点を返すと、終了間際の44分に主将で背番号10のMF重廣卓也(阪南大2年=広島皆実高)が逆転ミドルを突き刺した。昨年は敵地で1-2の逆転負けを喫していた全日本大学選抜。雪辱を誓ったこの日の試合で2-1の逆転勝利を果たした。

 この日の試合では全韓国大学選抜が20名による編成のため、全日本大学選抜はマレーシア遠征を行った22名から2名、マレーシア遠征中に負傷したDF溝渕雄志(慶應義塾大3年=流通経済大付柏高)とFW山口一真(阪南大2年=山梨学院高)がベンチ入りを外れた。

 全日本大学選抜の先発は4-4-2システムでGK前川黛也(関西大3年=広島皆実高)、DFラインは右から高尾瑠(関西学院大1年=名古屋U18)、今津佑太(流通経済大2年=流通経済大柏高)、鈴木準弥(早稲田大2年=清水ユース)、小池裕太(流通経済大1年=新潟ユース)。ダブルボランチを主将のMF重廣卓也(阪南大2年=広島皆実高)と出岡大輝(関西学院大3年=G大阪ユース)が組み、2列目は右に手塚朋克(慶應義塾大2年=静岡学園高)、左にMF名古新太郎(順天堂大1年=静岡学園高)。2トップを松本孝平(国士舘大3年=藤沢清流高)とジャーメイン良(流通経済大2年=流通経済大柏高)が務めた。

 開始3分には右サイドからの浮き球パスをPA手前右の重廣がダイレクトで後方に落とす。技ありのパスに松本が反応するも、わずかに合わずにラインを割った。同13分には右サイドを上がった高尾がPA右からシュートを打つもGKに止められる。同21分には小池のパスから松本が左サイドへ抜け出たかに思われたが、松本のファウルを取られてシュートで終われなかった。

 なかなか決定的な場面を作ることはできずに時間は過ぎる。中盤から前へ効果的にボールを運べず。ジャーメインと松本を活かすことができない。逆に相手SBの攻め上がりに手を焼き、遠目のミドルシュートやクロスで押し込まれるシーンが続いた。

 前半26分にはPA手前左で小池が倒され、FKを獲得。小池の蹴り込んだボールに飛び込んだ今津が高い打点のヘディングシュートを打つも、GKの好セーブに
阻まれた。するとここからのカウンター。左サイドを攻め上がった全韓国大学選抜のSBクク・テジョンのクロスがDFに当たりコースが変化。そのままゴールネットを揺らす。全日本大学選抜は0-1と先制を許してしまった。

 前半のうちに1点を返したい全日本だったがゴールは遠い。ドリブルで切れ込んだ手塚がPA右からシュートを打つもGKに阻まれ、出岡のミドルシュートもGKに止められた。0-1で前半を折り返した。ハーフタイムに日本は2人を交代。松本と手塚に代わりFW中野誠也(筑波大2年=磐田U-18)とMF野嶽惇也(福岡大3年=神村学園高)がピッチへ送られた。

 後半9分には重廣のスルーパスからPA左へ抜けたジャーメインがシュートを打つも枠を外れる。19分には後方からのパスで抜け出た中野がDFを背負いながら、飛び出したGKと1対1を迎えるもシュートで終われずにボールはカットされた。

 後半20分過ぎから敵陣内でのプレーが増え始めた全日本大学選抜。バイタルエリアで重廣から中野とつなぎ、仕掛けるがシュートで終われない。同25分には高尾のクロスからゴール正面に飛び込んだ小池がヘディングシュートを打つも、GK正面。同27分にはジャーメインのスルーパスに中野が反応。惜しくもDFにカットされた。同32分にはPA右でカットした重廣のパスを受けたジャーメインがPA右でのキープからドリブルで突破を試みるもシュートは打てず。直後には中野が右サイドを上がり、折り返しを受けた出岡がシュートを打つもDFに阻まれた。

 0-1のまま時間は進み、後半37分に全日本大学選抜は3枚目の交代カードを切る。名古に代わり、MF松木駿之介(慶應義塾大1年=青森山田高)をピッチへ送る。直後に松木の突破から右CKを獲得。セカンドボールを拾ってはシュートを打つも相手DFやGKの好守に阻まれる。

 それでも後半42分にようやく全日本大学選抜がゴールネットを揺らす。左サイドから小池がロングスロー。今津が頭で逸らすと、最後はゴール前の中野が頭で押し込む。ボールはポストの内側を叩き、ネットへ吸い込まれた。

 1-1に追いついた勢いで仕掛ける全日本。直後にはカウンターで中野が抜け出し、最後は松木がシュートを打つもGKに阻まれる。それでもここで仕事を果たしたのが主将で背番号10を背負う重廣だった。後半44分、左サイドから松木が仕掛け、マイナスの折り返し。ゴール正面でフリーで待ち構えていた重廣が豪快な一撃を突き刺した。ミドルが決まり、2-1と逆転に成功した。

 後半アディショナルタイムには出岡に代わり、DF宮地元貴(慶應義塾大3年=東京Vユース)を投入。守備力あるMFを入れ、逃げ切りにかかる。そのまま試合は終了し、全日本大学選抜が2-1で勝利した。

(取材・文 片岡涼)
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