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[UAチャレンジカップ]柿沼2発で逆転!慶應義塾が聖光学院破り、2連勝

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[3.23 アンダーアーマーチャレンジカップ予選Group B第2節 聖光学院高 1-2 慶應義塾高 富士緑の休暇村]

「革新的なサッカーイベントを通じ、ユース期において必要とされる様々な情報、知識を提供することで、世界に通用するサッカー選手を育成し、サッカー界繁栄の一助とする」を大会理念とするアンダーアーマーチャレンジカップ2016 SPRINGは23日午後、予選Group B第2節で聖光学院高(福島)と慶應義塾高(神奈川)が対戦。慶應義塾がMF柿沼亮祐(2年)の2ゴールによって2-1で逆転勝ちした。

 先制したのは聖光学院だった。前半14分、MF赤井瑠偉(1年)の仕掛けから最後はMF笠小滉太(2年)がGKをかわしながら左足で決めてリードを奪う。だが、慶應義塾はMF田中秀磨(1年)がインターセプトからクロスバー直撃の右足ミドルを放つなど反撃する。特にスピードで脅威となったFW小関嵩史(2年)や左サイドで突破力と高精度の左足キックを見せる柿沼らが中心となって攻める慶應義塾は26分、PAでDFのタックルをかわした柿沼が同点ゴールを決める。

 さらに田中の決定的なクロスをFW飯塚亮貴(1年)が合わせるなどチャンスをつくる慶應義塾は前半アディショナルタイム、柿沼がGKの頭上を射抜く技ありシュートを決めて逆転した。

 聖光学院は守備陣の好守に支えられて反撃したが、慶應義塾はCB星山慎太郎(2年)やCB{酒井綜一郎}}(1年)が中央で高さを発揮するなど得点を許さない。聖光学院は後半33分、交代出場のFW青木汰百(2年)がスピードに乗ったドリブルで一気に守備網を破ったが左足シュートはDFが弾かれて惜敗した。

 慶應義塾の柿沼は「相手も結構ガツガツ来て、最初オレらはそれに押されちゃって流れ悪くなって失点してしまった。でも、自分たちも気持ちが入って、全員で気持ち入れて戦ったので、流れ悪くなったところもあったけれど勝ち切れたと思います」と勝因について語った。これで慶應義塾は2戦2勝。24日午前の予選リーグ最終戦で同じく2戦2勝の明秀日立高と1位を懸けて戦う。

(取材・文 吉田太郎)
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