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原口「僕の性格上、ゴール前に入っていきたかったけど…」

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[3.24 W杯アジア2次予選 日本5-0アフガニスタン 埼玉]

 4-4-2の右サイドハーフとして先発フル出場した日本代表MF原口元気(ヘルタ・ベルリン)も、新システムへの対応に苦しんだ。
 
「練習日数が短くて、この役割を完璧に理解して、完璧にこなすというのは難しかった」と、率直な言葉が口をついた。

 ただ、手探りの中でも前半5分にはクロスを上げ、前半12分にはセカンドボールを拾ってシュートを打つなど、戦術が意図するところをピッチで表現した場面はあった。後半39分のクロスはMF香川真司のヘディングシュートにつながった。ゴールとはならなかったが、時間を追うごとに戦術をものにしていった。「アーリークロスも1本入れられたので、ある程度は見せられたと思う」と話す表情には自らに及第点を与えている様子も浮かんだ。

「強いて言えば、ゴール前に入っていきたいというのはあった。僕の性格上、入っていきたかったけど……。でも、現にセカンドからシュートも打てたし、どこでもできるというのはもっと見せていきたい」

 ドイツでプレーの幅を広げている原口が、ハリルジャパンで着実にポジション確保へ前進している。

(取材・文 矢内由美子)

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