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通算100試合目となるシリア戦「代表デビューの気持ちで臨む」と意気込む岡崎

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 日本代表99試合目となったアフガニスタン戦で通算48点目を決めたFW岡崎慎司(レスター・シティ)は、3月29日のシリア戦で、史上5人目となる通算100試合出場と、史上3人目の50得点を狙う。

 岡田ジャパン時代の08年10月9日に新潟で行われた親善試合UAE戦で国際Aマッチ初出場を飾ってから7年半。この間に積み重ねてきた99試合出場、48ゴールという数字について、「納得していない試合の方が多いと思う」と振り返った岡崎は、「だからここまで走って来られたと思う。これからもそれが続く限り試合に出ていきたいし、それが続く限りゴールを取っていきたい」と、飽くなき野心をはっきりと口にした。

 昨年11月17日のW杯アジア2次予選カンボジア戦を最後に代表活動が約4カ月間空いたタイミングで、「ここ2年間のことを振り返る時間があった」。そこでリフレッシュできたという岡崎は100試合目への意欲を聞かれると、「代表初戦のような気持ちで臨む。結果を出してやろうという気持ち」と間髪入れずに答えた。

「30歳になる選手としてこれが良いのか分からないけど、僕は、そういう選手を見て感じ取ったことを若い奴がつなげていくのが重要だと思っている。自分がもっとのし上がっていきたいという思いをプレーに込めている。それが一番若い奴に伝わるかな。キャラ的にも自分を変えることはできないし」

 4月16日で30歳になる“ベテラン”はますます輝きを増している。

(取材・文 矢内由美子)

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