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攻守に存在感示したキャプテン遠藤「まだまだメダルは見えないが…」

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[3.25 国際親善試合 U-23日本代表 2-1 U-23メキシコ代表]

 強豪からの勝利にキャプテンも充実の表情を見せた。先発出場したMF遠藤航(浦和)は中盤の底で相手の攻撃の芽を摘み取るだけでなく、素早い切り替えで攻撃にも顔を出して好機を生み出すなど、攻守に働いて2-1の勝利に貢献した。

「前半は自分たちの良い守備からカウンターを出せた」と2得点を奪った前半を振り返った。後半は押し込まれる展開となりながらも、「我慢しながら、失点しないことを第一に考えた」と粘り強い対応でメキシコの反撃を1点に抑え、「できればカウンターでもう1点取れれば良かったですが、勝てたことが良かったと思う」と何よりも勝利したことが大事だと強調した。

 視線はすでにリオ五輪本大会に向けられている。「皆、五輪に向けての準備でやるべきことは分かっている。今日も技術云々というより、球際でファイトすることや切り替えを速くすることが大事だと思っていた」と“戦う姿勢”を示した。「課題も見えたし、まだまだメダルというのは全然見えませんが、こういう試合を続けていけば成長すると思う」と胸を張って答えている。

●リオデジャネイロ五輪特集

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