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ガツガツ感アップの原口「まあまあでは終わりたくない。次の試合では何か起こす」

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 24日のアフガニスタン戦(5-0)では中盤をダイヤモンド型に配置した4-4-2の右サイドで先発したMF原口元気(ヘルタ・ベルリン)。指揮官が求める「アーリークロス」や「セカンドボールからのシュート」をピッチで繰り出せたことで、試合直後はまずまずの手応えを口にしていたが、時間が経つにつれて別の感情が沸き上がってきた。

「アフガニスタン戦では最低限のことはやれたけど、よくよく考えたら俺はそれだけやっていてもダメだと思った。俺らが先輩方を超えていくには得点などが必要だと思う。そこは強くこだわらないといけないとあらためて思った」

「先輩」が示すのは岡田ジャパン時代から代表チームを引っ張り、ハリルジャパンでも中心を担う選手たちのことだ。

「与えられたことをこなすだけでなく、自分の結果をもっと求めないといけない」

 そのために何が必要か。原口が考えているのは「自分のやりたいことをもっと出していくこと」だ。「もっとチャレンジするプレーを増やしたい。前のポジションはチャレンジできる環境にあるけど、僕のポジションでもチャレンジすることがあってもいいのかな。もっと俺はこれだというのを出していきたい。次の試合で何かを起こしたい。行くと決めたら一か八かでも、もっと大胆に仕掛けても良いと思う」

 アフガン戦後はハリルホジッチ監督から「まあまあだ」と言われたという。「まあまあでは終わりたくない。まあまあだと中心選手を超えていけない」。ギラギラした目を見せた。

(取材・文 矢内由美子)

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