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テロ事件のあったパリで再び試合のデシャン 「忘れられないが、前進しなければ」

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 フランス代表は29日、パリでロシア代表との国際親善試合に臨む。昨年のテロ事件以降、初のスタッド・ドゥ・フランスでの試合を前に、デシャン監督はテロ事件を忘れることはできないが、前を向かなければならないと述べた。

 多くの死傷者を出したパリでのテロ事件に続き、先日もブリュッセルでの連続テロ事件が起きたことで、EURO2016も含め、サッカーの試合に関する安全面への配慮も注目を集めている。

 デシャン監督はロシア戦を前に、「忘れることはないが、前進しなければいけない」とコメント。GKウーゴ・ロリスも「セキュリティーを信頼しなければ」と述べている。イギリス『BBC』が伝えた。

 また、ロリスは会見で次のようにも述べている。

「正直、僕らチームは話していない。ロシアとの試合に集中している。あのようなことがあり、僕らは前進しなければいけない。スタッド・ドゥ・フランスに戻ることは、選手たちと観客にとって、一定の信頼を取り戻すために重要なことだ」

 また、デシャン監督は会見でEUROに向けて、次のようにつけ加えた。

「最終的に出てくるはいつもビッグチームばかりだ。まだ3月で これは親善試合。本大会は別物だ。EUROやワールドカップは、予選や親善試合で素晴らしくても、挑戦に対して答えを出さなければいけないのは6月なんだよ」

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