ジョゼ・モウリーニョ氏との衝突から約半年が過ぎ、エバ・カルネイロさんはサッカー界からの“引退”を決意したのかもしれない。生まれ故郷のジブラルタルへと戻るようだ。

　チェルシーのクラブドクターを務め、「美人女医」として注目を集めたカルネイロさんは、昨年8月のプレミアリーグ開幕戦で、“スペシャル・ワン”から批判された。

　当時チェルシーを率いていたモウリーニョ氏は、数的不利のなかでタイスコアのまま迎えた終盤、カルネイロさんがピッチに入ってMFエデン・アザールを治療し、チームが一時的に9人となったことに激怒。試合後、カルネイロさんの判断を批判した。

　その後、モウリーニョ氏がカルネイロさんを試合のメンバーなどから外したことで確執は広がり、最終的にカルネイロさんはチェルシーを退団。現在も係争中だ。

　29日、そのカルネイロさんの“加入”をジブラルタルのクリニックが明らかにした。昨年秋にはロンドンで挙式をあげたカルネイロさんは、サッカーと異なる世界で生きていくことを決めたのだろうか。

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