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アメリカ女子代表5選手が連盟を訴える 男子との待遇格差の改善を求め

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 アメリカ女子代表の5選手が、男子代表との待遇の差に対する不満から、雇用機会均等委員会にアメリカサッカー連盟を訴えた。イギリス『BBC』などが報じている。

 5選手は、男子代表選手が受け取る報酬の半額も女子代表選手が受け取っていないとして是正を求めている。訴えたのは、アレックス・モーガン、カーリー・ロイド、ミーガン・ラピノー、ベッキー・ソーアーブラン、ホープ・ソロの5選手。女子代表チームを代表して行動に出たという。

 ソロは声明で「数字が物語っている」「私たちは世界最高のチームで、ワールドカップで3回、オリンピックで4回優勝した。男子は大会に出場するだけで、私たちが主要大会で優勝して受け取る以上の額を手にしている」と主張している。

 また、昨年のカナダW杯で最優秀選手に選出されたロイドは、以前から正当な報酬を求めており、長年にわたって耐えてきたと訴えた。

 5選手の弁護士の一人は、女子サッカーが男子サッカー以上の収益をアメリカサッカーにもたらしており、女子選手が長年にわたって耐えてきた「差別と不当な扱い」を是正する時期だと主張している。
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