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次は自分が子供たちの夢になる…広島育ちの茶島がEスタでプロ初ゴール「夢の一つが叶った」

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[4.1 J1第1ステージ第5節 広島3-0仙台 Eスタ]

 広島育ちのMF茶島雄介が、プロ3年目での嬉しい初ゴールを奪った。

 仙台とホームで対戦したサンフレッチェ広島は、FWピーター・ウタカのゴールで2点を先行すると、後半17分、MF柏好文が左サイドから放ったシュートが相手DFに当たって右サイドに流れる。そこにいたのが茶島。冷静に流し込み、勝利を決定づけた。

 茶島は広島県広島市出身。「小っちゃい時から、父にこのスタジアムに連れられて見に来ていた」というように、広島に憧れてサッカーを続けた。「このスタジアムで活躍することが小さいころからの夢だった。夢の一つが叶った。少し遅かったですけど、とてもうれしく思います」。声が震えているように聞こえたのは気のせいだろうか。

「プロ初ゴールがホームのここのスタジアムで取れたというのは、すごく大きい。きょう試合を見ている広島の小さい子供たちが自分もこうなれるんだとちょっとでも思ってくれればうれしい。これからももっと頑張ります」

 広島ユースでもまれ、東京学芸大で力を付けて、プロ入り3年目で叶えた夢。166cmMFが今度は子供たちの夢になる。


●[J1]第1ステージ第5節1日目 スコア速報

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