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長期離脱からカムバック…宮市が待望のドイツデビュー

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[4.1 ブンデスリーガ2部第28節 ザンクト・パウリ0-0ウニオン・ベルリン]

 ブンデスリーガ2部は1日、第28節を行い、ザンクト・パウリのFW宮市亮がドイツデビューを飾った。ホームでのウニオン・ベルリン戦で移籍後初めてベンチに入ると、0-0の後半32分から途中出場。移籍後初出場を果たしたが、なかなかボールに絡めず、試合もそのままスコアレスドローに終わった。

 昨季限りでアーセナルを退団し、今季から3年契約でザンクト・パウリに加入した宮市だったが、シーズン開幕直前の昨年7月に左膝前十字靭帯を断裂。長期離脱を強いられ、長く苦しいリハビリ生活を送ってきたが、今年3月下旬には練習試合で実戦復帰を果たすまでに回復し、この日のベンチ入りにこぎ着けた。

 そして迎えた後半32分、髪を丸刈りにした宮市がピッチに入る。スタンドから大きな拍手が送られる中、待望のドイツデビュー。2列目の右サイドに入った背番号13は積極的にドリブルで仕掛けるシーンもあったが、ボールを受ける回数は少なく、なかなかチャンスに絡めなかった。見せ場をつくるまでには至らず、試合も0-0で終わったが、トゥエンテ時代の昨年5月10日に行われたエールディビジ第33節・ドルドレヒト戦以来、約11か月ぶりの公式戦出場を果たし、新天地・ドイツで完全復活への第一歩を踏み出した。

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