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メッシ、コパ・アメリカ初戦を欠場へ? 脱税疑惑での裁判日程が変更に

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 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、脱税事件に関する裁判のために今夏に行われるコパ・アメリカ序盤戦の欠場を強いられることになるかもしれない。

 メッシと父親が肖像権収入に関して脱税を働いたとの嫌疑で、スペインの裁判所は当初5月31日から6月3日までに裁判を開くことを発表していた。その時点ですでに、6月6日に初戦が行われるコパ・アメリカへの影響は懸念されていた。

 だがスペイン『ムンド』が報じたところによれば、裁判所は弁護士からの要請を受けて裁判の日程を1週間遅らせることを決定したという。新たな日程は6月7日から10日までとなる。メッシは必ずしも裁判の全日程に立ち会う必要はないが、証言を行うため少なくとも4日間の日程のうち1日は出廷することになるとみられる。

 大会設立100周年を記念して「コパ・アメリカ・センテナリオ」として開催される今年の大会で、アルゼンチンは6日にチリとの初戦を戦う。その後は10日にパナマ戦、14日にボリビア戦が予定されており、裁判の日程によってはメッシは第2戦の出場も難しくなってくることが考えられる。

 メッシと父親のホルヘ氏は、2007年から2009年までの肖像権収入について410万ユーロ(約5億1500万円)の脱税を働いた疑いで、22か月15日の懲役刑を求刑されている。

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
●コパ・アメリカ2016特設ページ
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