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[CL]シティが貴重なAG獲得! パリSGとの金満対決は2-2ドロー

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[4.6 欧州CL準々決勝第1戦 パリSG 2-2 マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は6日、準々決勝第1戦の2日目を行った。パルク・デ・プランスではパリSG(フランス)とマンチェスター・シティ(イングランド)が対戦し、2-2で引き分けに終わった。なお、第2戦は12日にエティハド・スタジアムで行われる。

 パリSGはMFマルコ・ベッラッティとMFハビエル・パストーレが間に合わずベンチ外。同僚批判により謹慎処分を受けていたDFセルジュ・オーリエが先発に入っている。クラブ史上初の準々決勝を戦うシティは、直前のボーンマス戦からは2人を入れ替え、GKジョー・ハートが負傷から復帰。DFバカリ・サニャが先発に名を連ねている。

 すでにリーグ戦の優勝を決めているパリSGは前半7分、FWエディンソン・カバーニのスルーパスに反応したMFブレズ・マトゥイディがPA内でDFエリアカン・マンガラに倒されるも笛は鳴らない。しかし、同12分にはDFダビド・ルイスがDFバカリ・サニャに倒されてPKを獲得。キッカーはFWズラタン・イブラヒモビッチが務めたが、ゴール左に放ったシュートはGKハートに読まれ、絶好のチャンスを逃した。

 さらにパリSGは前半24分、センターサークル内でボールを奪うとMFアドリアン・ラビオのスルーパスで抜け出したイブラヒモビッチに決定機も右足シュートはゴール上に外してしまう。パリSGが優勢かと思われたが、同38分にシティがワンチャンスをモノにする。マトゥイディのパスミスからMFフェルナンジーニョが攻め上がり、右のMFケビン・デ・ブライネに展開。デ・ブルイネがPA内右に侵入し、冷静に右足でゴールに流し込んだ。

 アウェーゴールを許してしまったパリSGだが、すぐさま同点に追いつく。前半41分、GKハートが自陣PA手前のフェルナンドにパスを送るが、ファーストタッチが流れて慌てて蹴り出したボールが、プレッシャーをかけに来ていたイブラヒモビッチに当たってそのままゴールに吸い込まれ、パリSGがラッキーな形で1-1とスコアをタイに戻した。

 後半の序盤はオープンな展開が続いたが同14分にパリSGが逆転に成功する。左CKからキッカーのMFアンヘル・ディ・マリアが入れたボールをニアでカバーニがヘッドでコースを変える。GKハートが弾いたボールをラビオが右足で押し込み、2-1とする。さらに同17分には右からのクロスをイブラヒモビッチがヘディングシュートを放つがクロスバー直撃。跳ね返りをカバーニがジャンピングボレーもゴール上に外れた。

 ボール支配率ではパリSGに圧倒され、1点ビハインドだがシティも諦めない。後半27分、MFヘスス・ナバスがオーバーラップしたサニャに送り、ダイレクトで中央に折り返す。これが相手の守備を慌てさせたのか中途半端なクリアボールをフェルナンジーニョが右足シュート。DFチアゴ・シウバに当たったボールがゴール左に吸い込まれ、2-2と試合を振り出しに戻した。

 2点のアウェーゴールを許したがホームで先勝したいパリSGは後半33分にDFグレゴリー・ファン・デル・ビールとMFルーカスを投入。流れを引き戻そうとしたが、終盤はシティに押し込まれ、試合はそのまま2-2で試合終了。4強入りを目指して12日に第2戦を戦う。

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