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パリSG指揮官「ズラタンは今夜いろいろな体験をした」

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[4.6 欧州CL準々決勝第1戦 パリSG 2-2 マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は6日、準々決勝第1戦の2日目を行った。パリSG(フランス)はホームでマンチェスター・シティ(イングランド)と対戦し、2-2で引き分けた。第2戦は12日にシティのホームで行われる。

 試合後、『UEFA公式サイト』によると、パリSGのローラン・ブラン監督は「いい結果ではない。緊張のせいか技術的なミスが目立った。特にシティの2点目につながったミスは痛かった」と振り返り、「アウェーゴールの重要性は全員が認識していた。スタッツを見ると、プラン通りに戦うことはできた感じだが、ミスが多かった。それはシティの質が高かったせいでもある」と分析した。

 0-0の前半12分にはDFダビド・ルイスが倒されてPKを獲得。FWズラタン・イブラヒモビッチがキッカーを務めるも、ゴール左を狙った一撃はGKジョー・ハートに止められた。その後もパリSGが主導権を握り、前半24分にはイブラヒモビッチに決定機が訪れたが決めきれず。

 そんななかで前半38分にシティに先制されてしまう。嫌な展開を迎えたパリSGだったが、試合を振り出しに戻したのは、やはりイブラヒモビッチ。失点から3分後にゴールを決めてみせた。チームはその後に2-1と逆転に成功するも追いつかれ、2-2の引き分けで終えた。

 指揮官は「ズラタンは今夜いろいろな体験をしたね。PKを決められず、その後の決定機も生かせなかったが、今夜は運に見放されていると誰もが思い始めたところで得点したんだ!」と振り返る。

 アウェーゴール2発を献上してしまったが、ブラン監督は「ホームで失点するのはこれが初めてではなく、むしろ何度もあったこと。だがアウェーでも得点できることはすでに証明している。今夜と同じレベルのパフォーマンスで戦い、なおかつミスをなくせば、次のラウンドへ勝ち進めるはずだ」と敵地で行われる12日の第2戦を見据えた。

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