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高い今季初勝利の壁…湘南、甲府FWクリスティアーノのAT2発に沈む

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[4.10 J1第1ステージ第6節 甲府3-1湘南 中銀スタ]

 浮上のきっかけをつかみたいヴァンフォーレ甲府湘南ベルマーレの対戦は3-1で甲府が勝利した。甲府は2月27日の開幕節・神戸戦(2-0)以来、5試合ぶりの白星。湘南は2分4敗と未勝利は継続された。

 試合は開始5分に動く。左CKからMFビリー・セレスキーのリターンを受けたFWクリスティアーノが低い弾道のクロスを入れる。これにDF津田琢磨が体を投げ出して押し込み、甲府が早々に先制に成功した。なお、津田はJ1初ゴールとなった。

 反撃に出る湘南は前半10分、右サイドからFW高山薫が上げたクロスを中央でFW大槻周平がフリーでヘッドもGK河田晃兵の正面。同32分にはDF三竿雄斗の右CKからMF菊池大介が左足ボレーを放つも、わずかに枠を外れてしまう。

 後半開始からFW長谷川アーリアジャスールを投入し、攻撃のリズムを作った湘南は後半12分、左CKからDF島村毅が放ったヘディングシュートでFW稲垣祥のハンドを誘発し、PKを獲得。キッカーの高山が冷静にゴール左に決め、1-1と試合を振り出しに戻した。

 湘南は後半40分、FW端戸仁が右サイドから上げたクロスを高山がフリックし、FW藤田祥史がヘッドで押し込み、ゴールネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められなかった。

 すると、カウンターから甲府が勝ち越しゴールを奪う。後半アディショナルタイム1分、リーグ戦デビューのFWチュカが前線まで持ち上がり、グラウンダーのパスをゴール前に送る。これをクリスティアーノが合わせ、2-1。さらにアディショナルタイム3分にクリスティアーノが追加点を決め、試合を決定づけた。

●[J1]第1ステージ第6節 スコア速報

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