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マドリーが希望を託すのはエースの決定力 CLホーム戦で38得点のC・ロナウド

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 レアル・マドリーは、チャンピオンズリーグ(CL)のベスト4が懸かった一戦で、エースFWクリスティアーノ・ロナウドの得点力に希望を託すことになりそうだ。

 CL準々決勝ファーストレグ、敵地でボルフスブルクに0-2と敗戦したマドリー。12日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われるセカンドレグでは、延長戦突入の可能性を含め、少なくとも2得点を奪う必要がある。

 そこで期待されるのがエースの決定力だ。C・ロナウドは今季のCLで13得点を記録。ホームの試合においてはシャフタール・ドネツク戦(3得点)、パリSG戦(無得点)、マルメ戦(4得点)、ローマ戦(1得点)と4試合で実に8ゴールを叩き込んでいる。

 また過去の試合を振り返っても、C・ロナウドがどれだけ同大会のホーム戦で決定力を発揮してきたかが分かる。ベルナベウで行われたCLの試合において、C・ロナウドは35試合に出場して38得点。1試合の平均ゴール数は約1.1得点という驚異的な数字だ。

 マドリーがボルフスブルクに逆転してラウンド突破を決めた場合、これはC・ロナウドにとって6年連続のCL4強を意味することになる。クラブのレジェンドである故アルフレッド・ディ・ステファノ氏が在籍していた頃のマドリー(1956年から1960年にかけてチャンピオンズカップ5連覇)でさえ、成し遂げられなかった偉業だ。この偉業を達成すれば、C・ロナウドはまたマドリーの歴史に名を刻むことになる。

 現在通算得点数を90ゴールとしてCL最多得点者となっているC・ロナウドは、2008年にマンチェスター・ユナイテッド、2014年にレアル・マドリーでCL制覇を達成している。自身3度目の優勝に向け、ベルナベウで「完璧な夜」を演じることはできるのだろうか。

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