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アジア杯4強3チームひしめくB組…ハリル監督「ロシアまでの道はかなり困難」

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 ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が12日、マレーシアのクアラルンプールで行われた。6大会連続の本大会出場を目指す日本はオーストラリア、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同組のB組を戦うことが決定した。

 15年1月に行われたアジア杯で4強に入ったチームのうち、3チーム(豪州、UAE、イラク)がB組に入った。JFAによると、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、特に8強で日本を破ったUAEを警戒した。

「組み合わせを見ましたが、前回のアジア杯でベスト4に入ったチームのうち、3つが同じグループに入っています。その中でもUAEは日本に勝利したチームです。ロシアまでの道はかなり困難なものになっていると感じます。しかしそのことは既に分かっていましたし、我々の目的もぶれていません。ロシア大会へ進むために予選を突破したいと思います」

「最終予選、まず初戦が重要になります。簡単な相手はひとつもいない。毎試合100%出しきって戦わないといけません。そして1試合目は美しい勝利でスタートしなければなりません。その後、タイへ行くわけですが、この9月の2試合はかなり重要になってきます。2試合に勝つトライをしなくてはいけませんし、それによって自信と団結を強めることで、次のステップへと進みたいと思います」

「チームを本大会に連れて行くためにも、すべての困難にしっかり対応していきたい。今まで数か月、選手たちにも伝え続けていますが、最終予選は本当に難しいです。チームはさらにパフォーマンスを高めないといけません。私が就任した当初はW杯とアジア杯の失望が彼らを苦しめ、ロシアW杯に向けた準備ができていない状況でした。ただこの一年をかけて、ディスカッションを重ね、彼らの勝利への飢えと野心が変わってきたように感じます。今はW杯へ向けた雰囲気を持っている状況です」

 そしてサポーターの更なる後押しが必要だと説いた。

「サポーターの皆さんもいつも我々を後押ししてくれています。これから2次予選よりもさらに難しい相手との対戦が待っています。今まで以上にスタジアムで存在感を示し、我々のサポートをしていただきたいと思います」

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