劇的な逆転劇でボルフスブルクを下し、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を果たしたレアル・マドリーだが、熱戦の最中に起こった思わぬ珍事が話題となっている。

　12日に行われた準々決勝セカンドレグの試合でボルフスブルクを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎えたマドリーは、アウェーでの0-2の敗戦から逆転しなければならないという苦しい状況に置かれていた。

　だが、見事にチームを救ったのはやはり頼れるエース。FWクリスティアーノ・ロナウドが前半に2点を奪って合計スコアを同点に戻すと、78分には直接FKからハットトリックとなる3点目を叩き込み、3-0の勝利を収めたマドリーが逆転での4強進出を成し遂げた。

　予想外の事態が発生したのはこの3点目のゴール直後。逆転ゴールに興奮したジネディーヌ・ジダン監督は、当然ながらピッチサイドで喜びをあらわにしたが、体をひねって飛び上がった際にズボンが破れてしまったようだ。尻から右太ももにかけた部分が露出した姿がカメラに捉えられてしまっている。

　ファーストレグの敗戦で受けていた批判を払しょくし、欧州4強進出を果たすことができたのだから、ズボン1着と多少の恥くらいはジダン監督にとってごく安い代償でしかないだろうが…。

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