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シティが初の4強入り! ペジェグリーニ「クラブにとって偉業」「欧州一になれる」

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[4.12 欧州CL準々決勝第2戦 マンチェスター・C 1-0 パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、準々決勝第2戦の1日目を行い、マンチェスター・シティ(イングランド)はホームでパリSG(フランス)と対戦し、1-0で勝利した。2戦合計でも3-2としたシティが初の4強入りを果たしている。クラブ公式サイトがマヌエル・ペジェグリーニ監督の試合後のコメントを伝えている。

 シティはパリSGの3バックのシステムに戸惑い、静かな立ち上がりとなった。前半29分にはFWセルヒオ・アグエロがPKを獲得し、自らがキッカーを務めたが、ゴール右に外してしまい、先制のチャンスを逃した。それでも後半31分にMFフェルナンドのパスをPA手前で受けたMFケビン・デ・ブライネが右足ミドルをゴール右隅に流し込み、先制点。この1点を守り抜き、フランス王者を撃破した。

「クラブにとって偉業だ。自分たちのプレーを貫くことができて嬉しく思っている。私の仕事は、この大会で更に先に進むことだったから、準決勝に進めることは重要なことだった。グループステージでは首位突破をして、ディナモ・キエフ戦で素晴らしいプレーをして、パリSG戦を戦い、ずっと向上してきた」

 また、2試合連続で先制点を決めたデ・ブルイネについては「ケビンは、チームにとって重要な役割を果たしてくれている。とても危険な選手で、今晩すべてのことをとてもよくやってくれた。いつも言っていることだが、良い選手が集まってプレーするとより危険になる。アグエロ、シルバ、ケビンやヤヤがピッチ上にすべて揃うと、チームは向上する」と称えた。

 ペジェグリーニ監督は今季限りでの退団が決まっている。「欧州一のクラブになれる可能性もある。欧州には強豪チームが揃っているから、簡単なことではないが、シティの目標は欧州CL制覇だ。準決勝では、欧州のベストチームの一つと対戦することになるが、今晩のような試合ができれば、どんなチームと対戦することになっても自分たちを信じることができる」。ペジェグリーニ監督がシティを初のCL制覇に導き、気持ちよく次の指揮官にバトンタッチする。

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