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夢の舞台へ…CL初出場に思い馳せる岡崎「大きな一歩になる」

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 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司が来季チャンピオンズリーグ(欧州CL)への思いを語った。オーストラリアの公共放送局『SBS』が報じている。

 10日、レスターは降格圏に沈むサンダーランドと対戦。FWジェイミー・バーディの2ゴールによって2-0で勝利し、5試合連続の完封勝利で5連勝とした。この日、5位のマンチェスター・ユナイテッドが2位トッテナムに敗れたため、レスターの4位以内が確定。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。

 岡崎にとっても初の欧州CL出場となる。新たな挑戦について岡崎は「まったくイメージできない」と語り、「たぶん、そこのステージに立ったら、もう一つ何かをつかめるというか、景色が変わると思う」と未知の世界に思いを馳せた。

 11年1月に清水エスパルスからシュツットガルトに加入した岡崎は、13年6月にマインツ、昨夏にはプレミアリーグのレスターに加入した。今季、岡崎は献身的な動きでチームの快進撃の立役者の一人となり、首位に立つチームに大きく貢献している。昨季に降格争いをしたレスターの奇跡のプレミア制覇が近づきつつあるが、今月16日に30歳を迎える岡崎はプロ入り後、タイトルを獲得した経験はこれまでない。

「自分は長い間、ヨーロッパにいる選手の中では経験していないうちの1人だと思う。自分もそこの舞台に立ちたいという思いもあった。もし、レスターが出たとしたら、自分にとっても、レスターにとっても大きな一歩になる」。更なる成長を誓う岡崎。来季はヨーロッパの強豪相手に活躍する姿を見ることができそうだ。

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