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準決勝進出で自信深めたアトレティコ指揮官「さらに結果を残していける」

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[4.13 欧州CL準々決勝第2戦 A・マドリー 2-0 バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、準々決勝第2戦を行った。アトレティコ・マドリー(スペイン)はホームでバルセロナ(スペイン)と対戦し、2-0で勝利。2試合合計3-2として準決勝進出を果たした。

 敵地での第1戦を1-2で落としたアトレティコ。前半36分に右サイドからMFサウール・ニゲスが上げたクロスを、ゴール前でフリーで待ち構えていたグリエーズマンがヘッドで叩き込み、先制に成功する。2戦合計2-2でアウェーゴール差で上回ったが、終了間際の後半43分にグリエーズマンがPKを決めて、2-0の完封勝利を収め、2試合合計3-2として逆転でのベスト4進出を決めた。

 リーガ・エスパニョーラでも優勝を争うライバルであり、前回王者でもあるバルセロナを破ってのベスト4にディエゴ・シメオネ監督も喜びを隠せない。『UEFA.com』によると、「選手たちが団結して結果を出してくれて嬉しい。我々は極めて難しい試合に勝った。我々は突破を決して諦めず、状況を把握しながら、自分たちにできることを信じて戦った。相手には単独で状況を打開できる個の力があったが、我々は連携を保ち、崩されなかった」と、最後まで戦う姿勢を崩さなかった選手たちを称えた。

 この日、準決勝に進出する4チームが決定し、アトレティコのほか、レアル・マドリーバイエルンマンチェスター・シティが4強入りを果たした。組み合わせ抽選会は15日に行われる。「シティは財力があり、非凡な選手たちを揃えている。マドリーとバイエルンには実績がある。非常に優れたチームばかりだ。欧州の4強に入れたことはアトレティコにとって大きな一歩であり、我々はさらに結果を残していけると思う」とここまでの結果に胸を張った。

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