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17日開幕の自衛隊サッカー大会、優勝候補の潰し合い

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 全国の駐屯地や基地で活動するサッカーチームの日本一決定戦、第50回全国自衛隊サッカー大会が17日に開幕する。17日の開会式、18日の予選ラウンド第1日を陸上自衛隊朝霞駐屯地で行った後、19日から駒沢オリンピック公園へと会場を移し、最終日の24日は味の素フィールド西が丘で決勝戦と3位決定戦を行う。大会には、前回大会の上位3チームと各地域の予選を勝ち抜いた22チームの計25チームが参加する。

 今大会は、上位候補が軒並み潰し合うサバイバルレースとなる。予選ラウンドは、上位候補の海上自衛隊厚木なかよし(海自厚木ANFC)と航空自衛隊入間基地第3補給処(空自3補)が入ったグループCが「死の組」となった。両チームは前回大会の準々決勝で熱戦を繰り広げ、PK戦の末に海自厚木ANFCが勝利。第47回大会では決勝で対戦し、空自3補が優勝を飾っている。因縁深い両チームの対戦が注目されるが、同組となった海自大村も3大会連続ベスト8で決勝ラウンドの常連。上位候補3チームによる激戦区となっている。

 さらに、前回優勝の海上自衛隊下総館山基地合同チーム(海自下総)がグループH、前回準優勝で最多17度の優勝を誇る海上自衛隊厚木基地マーカス(海自厚木マーカス)がグループGに属しており、ともに勝ち上がった場合、決勝ラウンドの初戦で前回決勝カードが再現される。優勝候補が早い段階で潰し合う展開となる第50回記念大会を制するのは、果たしてどのチームか。


■予選ラウンド組み合わせ
<グループA>
空自千歳、陸自習志野、空自芦屋、陸自海田市
<グループB>
陸自金沢、陸自国分、空自入間
<グループC>
海自大村、海自厚木ANFC、空自3補
<グループD>
空自築城、海自岩国、空自新田原
<グループE>
海自八戸、空自浜松、海自那覇
<グループF>
陸自札幌、機関防大、陸自宇治
<グループG>
陸自守山、陸自神町、海自厚木マーカス
<グループH>
空自熊谷、海自下総、海自徳島
※陸自=陸上自衛隊、海自=海上自衛隊、空自=航空自衛隊

■大会日程(4月17日)
開会式(陸自朝霞駐屯地)
(4月18日)
予選ラウンド(陸自朝霞駐屯地)
(4月19日~21日)
予選ラウンド(駒沢第2球技場、駒沢補助競技場)
(4月22日)
決勝ラウンド1回戦(駒沢第2球技場、駒沢補助競技場)
(4月23日)
準決勝(駒沢補助競技場)
(4月24日)
決勝、3位決定戦(味の素フィールド西が丘)
※18日の陸自朝霞駐屯地内は一般観戦不可、ほかは無料で一般観戦可。

[写真]男子は第50回の記念大会となる

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