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大久保2発も左膝痛め担架で退場…軽傷強調も「明日次第」

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[4.16 J1第1ステージ第7節 FC東京2-4川崎F 味スタ]

 大逆転勝利の立役者がピッチに倒れ込んでいた。「多摩川クラシコ」を4-2で制した川崎フロンターレだが、2ゴールのFW大久保嘉人にアクシデントが襲った。

 後半アディショナルタイム、高い位置からFW阿部拓馬にプレッシャーをかけにいき、ファウルを取られた大久保。イエローカードも提示されたが、阿部と交錯した際に左膝を痛め、ピッチに倒れ込んだ。そのまま立ち上がることができず、タイムアップのホイッスル。左膝をおさえたままの大久保は試合後の整列に加わることができず、担架で運び出された。

 大久保は試合後のミックスゾーンに姿を見せたが、左足を引きずっていた。「膝裏です。(地面に)変なつき方をした」。左膝の状態をそう説明する大久保は「そんなにやばいわけじゃない」と軽傷を強調。病院で検査を受ける予定もないことを明らかにした。「明日次第です」。一晩経ってからの腫れやリバウンドなど状況を見ながら、今後の対応を検討することになりそうだ。

 5勝2分の無敗&首位を守り、次節24日はホームに勝ち点1差の3位浦和を迎える。「絶対に負けられない。またいい準備をして、浦和戦を迎えたい」。ステージ優勝、そして悲願の初タイトル獲得へ、大久保の状態が心配される。

(取材・文 西山紘平)

●[J1]第1ステージ第7節2日目 スコア速報

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