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マンU、18歳ラッシュフォードの先制弾で逃げ切る…名門アストン・ビラは4戦残して降格決定

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[4.16 プレミアリーグ第34節 マンチェスター・U 1-0 アストン・ビラ]

 プレミアリーグは16日、第34節を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでアストン・ビラと対戦し、FWマーカス・ラッシュフォードの決勝点で1-0の勝利をおさめた。

 ユナイテッドは右SBにMFアントニオ・バレンシア、左MFにMFメンフィス・デパイが入り、先日のFA杯準々決勝再試合ウエスト・ハム戦で復帰したFWウェイン・ルーニーがスタメンに入った。

 対するアストン・ビラはこの試合で引き分け以下なら、残り4試合で残留圏内の17位ノリッジ(勝ち点31)を上回ることができなくなるため、1992年にプレミアリーグが創設されて以来、一度も降格を経験していない名門クラブが、トップリーグから姿を消すことになってしまう。

 ユナイテッドは前半32分、大きなサイドチェンジから右サイドのスペースでこれを受けたバレンシアが中央に折り返す。中央にはF18歳ラッシュフォードしかいなかったが右足で合わせると、対峙したDFの股下を抜けてゴールに吸い込まれ、スコアを1-0と動かした。

 1点リードで迎えた後半3分、MFフアン・マタのスルーパスをPA内左で受けたラッシュフォードが右足を振り抜くもゴール左に外れる。同18分には左CKからキッカーのデパイがゴール前に入れると、ニアに飛び込んだマタが左足シュート。フリーで放ったがGKブラッドリー・グザンの正面を突いた。

 降格危機のアストン・ビラは後半37分にFWリュディ・ジェストゥードを投入すると、直後の右CKからジェストゥードが右足ボレー。相手を背負いながら放ったシュートは惜しくも右ポストを叩き、同点とはならなかった。終盤に向けてエンジンがかかったアストン・ビラだったが、時すでに遅し。0-1のまま敗れ、ついにチャンピオンシップ(2部相当)への降格が決まってしまった。

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