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“空飛ぶ”ハーフナー、完璧ヘッドで今季15点目! 劣勢のチームを勝利に導く

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[4.17 エールディビジ第31節 ビレム 0-2 ADOデンハーグ]

 エールディビジは17日、第31節3日目を行い、FWハーフナー・マイクの所属するADOデンハーグは敵地でビレムと対戦し、2-0で勝利した。14試合連続で先発出場を果たしたハーフナーは前半20分に先制点を挙げ、2試合連続となる今季15得点目を記録。後半アディショナルタイムまでプレーし、勝利に大きく貢献した。

 ハーフナーがファーストチャンスをモノにした。序盤からビレムに押し込まれ続けたADOデンハーグは前半20分、右サイドのFWルベン・スハーケンが鋭い切り返しで対面のDFを揺さぶり、深い位置から右足でクロス。ボールが来る直前まで相手DFと駆け引きをしていたハーフナーが一瞬の動き出しでマークを外してニアに飛び込むと、体をひねりながらゴール左にヘディングを決め、劣勢のチームを救う先制ゴールを奪った。

 その後、ポゼッションで盛り返し始めたものの、前半は得点シーン以外でゴールに迫る場面がほとんどなかったADOデンハーグ。それだけにハーフナーの価値ある一発となった。

 ADOデンハーグは後半も守勢の展開となり、ハーフナーが自陣まで下がってディフェンスに参加する場面も少なくなかった。それでも後半13分、ハーフナーが敵陣で体を張ってFKを獲得。同14分にキッカーのFWエドゥアール・デュプランが左サイド後方から右足でPA内へ放り込むと、相手DFがクリアしようとしたボールがバックヘッドのような形でネットを揺らし、オウンゴールで2-0とした。

 ADOデンハーグは前後半を通してピンチの連続となり、内容だけ見れば完全に負け試合だったが、相手が何本も決定機を外すなどツキにも恵まれ、無失点のまま2-0で試合終了。3試合ぶりの勝利を手にした。

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