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昨季4強G大阪、まさかのGL最下位で敗退決定

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[4.19 ACLグループG第5節 G大阪1-2水原三星 吹田S]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は19日、第5節を行った。G組のガンバ大阪はホームで水原三星(韓国)と対戦。1-2で敗れ、ACL3連敗のG大阪は、グループリーグ敗退が決定した。

 昨季4強G大阪のまさかのGL敗退が決定した。前節までで未勝利最下位のG大阪は、逆転突破のためには残り2連勝するしかない状況だった。今節は勝利しても他会場の結果次第では敗退が決まる苦しい状況。それでも奇跡を信じ、サポーターは吹田スタジアムで声援を送り続けていた。

 ただ序盤からG大阪は全くリズムが掴めなかった。押し込まれながら何とか耐えたG大阪は前半37分、DF丹羽大輝がエリア内でファウルを誘い、PKを獲得。先制の絶好のチャンスを迎える。しかしFW宇佐美貴史が蹴ったPKはGKノ・ドンゴンのセーブに遭う。他の選手が先に動いたため、蹴り直しとなったPKも宇佐美のキックは止められた。

 すると後半4分、ついに均衡を破られる。左サイドから崩されると、FWキム・ガニのラストパスを受けたMFサントスに右足で蹴り込まれる。同12分にはMF今野泰幸がエリアに入った所でハンド。サントスに落ち着いて決められ、ビハインドは2点に広がった。

 意地を見せたいG大阪だが、昨季4強の面影は全くない。後半28分にはDFオ・ジェソクが右サイドから上げたクロスを、ドフリーの宇佐美が頭で合わせるが、シュートは右に外れてしまう。吹田スタジアムがため息に包まれた。

 後半44分に左サイドからMF藤本淳吾が上げたクロスをFWパトリックが落とし、今野がボレーで押し込んだG大阪だが、1-2で敗戦。3連敗で2分3敗となり、勝ち点2は最下位も確定した。吹田スタジアムではこれで公式戦4連敗。自慢の新スタジアムが鬼門になっている。


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