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「リトルホンダ」再登場? 21日も先発予想から外れる本田…プレミア移籍話が再燃

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 MF本田圭佑の周囲が再び騒がしくなっている。ミランは12日にシニシャ・ミハイロビッチ前監督からクリスティアン・ブロッキ監督に交代する人事を発表。ミハイロビッチ政権下では不動のレギュラーだった本田も、17日に迎えた初陣では最後まで出番は巡ってこなかった。

 初陣を白星で飾ったブロッキ新監督は、試合後の会見で本田について、「クオリティは分かっている」と擁護した。中3日で迎える21日のカルピ戦の起用の可能性に言及していたが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など現地メディアの予想では、17日と同じ布陣が敷かれる予定で、本田はベンチからのスタートになると掲載されている。

 再び試練が訪れている本田だが、輪をかけるように周囲の騒がしさも増している。『カルチョメルカート』によると、1月に本田の獲得を目指したエバートンが再アタックの可能性を見せており、さらにトッテナムとウエストハムが強く関心を示しているという。中でもトッテナムは現在プレミアリーグで2位。来季欧州CLを戦う上で補強は必須と考えており、アジアサッカー界で人気の高い本田の獲得がビジネス面にも大きな影響を及ぼすことを期待していると報じている。

 本田とミランの契約は2017年6月までとなっているが、シーズン終了後にクラブと交渉の場がもたれることになるという。14年1月に憧れのミランに加入し、背番号10を勝ち取った本田。入団会見の「心の中のリトルホンダに聞きました」という発言は大きな話題を集めた。今回も「リトルホンダ」の導きはあるのだろうか。


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