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途中出場MF武富が大仕事! AT決勝弾の柏がリーグ首位・川崎F撃破で2位に浮上

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[4.20 ナビスコ杯第4節 柏2-1川崎F 柏]

 ナビスコ杯は20日、第4節を行った。B組の柏レイソルはホームで川崎フロンターレと対戦し、2-1で劇的勝利をおさめた。これで公式戦4連勝とした柏は、リーグ首位の川崎Fを破り、柏が2位に浮上した。

 序盤は川崎Fがチャンスを作る。前半8分、FKからキッカーのFW狩野健太がゴール前に放り込んだボールをDF奈良竜樹がヘッド。これはGK桐畑和繁のファインセーブに阻まれた。柏も同32分に決定機。ショートカウンターからPA手前で相手をかわしたFWディエゴ・オリヴェイラの左足シュートはGKチョン・ソンリョンに止められ、こぼれ球に反応したMF秋野央樹が右足シュートも右ポスト直撃。さらにMF田中順也が左足で狙うも枠を捉えきれなかった。

 それでもゲームを動かしたのは公式戦3連勝中の柏だった。左サイドでMF山中亮輔が縦に出したボールは田中につながらなかったが、体を入れてボールを奪ったDF谷口彰悟のバックパスが短くなったところを見逃さなかったオリヴェイラがボールを奪い、右足でゴール右隅に捻じ込んで、スコアを1-0とし、前半を折り返した。

 後半開始からDF登里享平を投入した川崎Fだったが、なかなかリズムを作れずにいると、後半19分にMF原川力に代えてMF中村憲剛を入れる。すると、同27分にワンチャンスをモノにし、同点に追いつく。左CKからキッカーのMF橋本晃司が入れたインスイングのボールはファーサイドのMFエドゥアルド・ネットにピッタリ合い、ヘッドで合わせて、試合を振り出しに戻した。

 直後にFW小林悠を投入し、さらに勢いづく川崎F。しかし、自分たちの流れで逆転ゴールを奪えずにいると、この日目立ったミスから劇的ゴールを献上してしまう。柏は後半アディショナルタイム4分、MF茨田陽生が左サイドから上げたクロスにGKチョン・ソンリョンとセンターバック2人が重なってボールがこぼれ、途中出場のMF武富孝介がヘッドで押し込み、2-1。柏が接戦を制した。

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