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仙台はスコアレスドローも首位キープ…敵地で勝ち点1獲得の福岡は3位浮上

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[4.20 ナビスコ杯第4節 仙台0-0福岡 ユアスタ]

 B組首位のベガルタ仙台はホームでアビスパ福岡と対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。仙台はナビスコ杯3試合連続で引き分けとなったが、5試合負けなし(2勝3分)で首位をキープしている。一方の福岡は3位に浮上し、突破に望みをつなげている。

 福岡の17歳MF冨安健洋や仙台の19歳FW西村拓真などお互いに若手が序盤からシュートの場面に絡んだ。前半12分、仙台はDF大岩一貴の縦パスを受けたFW奥埜博亮が左足で巻いたシュートを放つも枠をとらえられない。同32分にはMF杉浦恭平が切れ味鋭いドリブル突破から相手2人をかわしてPA内で倒されるも笛は鳴らず、PKとはならなかった。

 後半もホームの仙台がチャンスを多く作る。後半15分、カウンターからフィジカルで相手に負けなかった杉浦が左サイドの深い位置までボールを持ち込むも、最後に西村が放った左足シュートは枠を大きく外れる。同22分にも決定機が訪れたが、右からMF金久保順が入れたボールに体を投げ出した杉浦の右足シュートも枠を捉えきれない。

 仙台は後半33分にFKからヘッドでつないでDFの裏に抜け出した大岩が右足で合わせたが、GK神山竜一に至近距離で止められ、ゴールが遠い。福岡も同39分、FW平井将生のロングパスに反応したFW坂田大輔がPA内中央で懸命に右足を伸ばしたが、先発復帰したGK六反勇治の正面に飛んでしまう。その後もお互いにゴールネットを揺らせず、試合は0-0で終了。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

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