beacon

G大阪に続きJ王者広島もGL敗退が決定

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.20 ACLグループリーグ第5節 山東1-0広島]

 ガンバ大阪に続いてサンフレッチェ広島も大会を去ることが決定した。敵地での山東魯能(中国)戦。負ければ敗退が決まるという状況だったが、前半10分に先制点を献上。そして今大会無得点がなかった攻撃陣が完封されてしまい、0-1で敗戦。試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、15年Jリーグ王者のアジア挑戦が幕を閉じた。

 引き分けでも可能性を残すが、広島としては何としても勝利がほしい一戦だった。しかし前半10分、左サイドからのFKを与えると、DFジョン・ジョンのクロスを元ブラジル代表FWジエゴ・タルデッリに頭で合わされてしまう。欲しかった先制点を与えてしまった。

 反撃したい広島だが、攻撃が噛み合わない。1トップで先発となったFW佐藤寿人にもいいボールがなかなか供給されない。広島は後半16分に佐藤に代えてFW皆川佑介、MF茶島雄介に代えてMF柴崎晃誠と一気の2枚替えでリズムに変化を求める。しかし後半40分にFW宮吉拓実がマイナスに折り返してフリーの皆川が放ったシュートが枠上に外れるなど、最後まで山東守備網を破ることは出来なかった。

 Jリーグ王者として臨んだ広島だが、山東に連敗。FCソウルとの1試合を残すが、勝利はタイのブリーラム・Uから挙げた2勝のみで敗退が決まった。2年ぶりのACLへの挑戦だったが、厳しい現実が突きつけられた。

 なお、グループFは最終節を待たずに順位が確定。FCソウルが1位、山東魯能が2位で決勝トーナメントに進出。広島は3位が決まった。


●ACL2016特設ページ

TOP