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3発演出の香川に脱帽する原口「真司くんをつかまえにくかった」

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[4.20 DFBポカール準決勝 ヘルタ・ベルリン0-3ドルトムント]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は20日、準決勝を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはMF香川真司の所属するドルトムントに0-3で敗れ、37年ぶりの決勝進出はならなかった。原口は先発したが、得点に絡めぬまま後半20分に交代した。

「ドルトムントが強かったというか、(ボールを)取ってもすぐ取られてしまっての繰り返しで、バイエルンとやっているのと変わらない感じだった。取ったときには乳酸が溜まってる感じだった」

 そう完敗を認める原口は「まずは失点しないこと(が大事だった)。耐えられれば良かった」と、先制を許した前半20分のシーンを悔やんだ。原口のプレッシャーをかわしたMFヘンリク・ムヒタリアンのスルーパスに香川が反応。斜めの動きでサイドのスペースに飛び出した香川の折り返しから最後はMFゴンサロ・カストロが先制点を奪った。

「(香川)真司くんのところをつかまえにくかった、結局、あそこから斜めに動かれて、付いていけなくて失点した」。全3得点に絡む活躍を見せた香川に脱帽する原口は「ボールが取れなかった。自分たちもそんなに悪かったとは思わないけど、取れなかった。(ドルトムントは)切り替えも早くて、ほとんど自陣でボールを失っていた」と悔しさをにじませた。

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