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バイエルン、23日の4連覇決定はなし?ペップが「ドルトムントは勝つ」

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 史上初の偉業まで、あとわずかだ。早ければ、23日にタイトルが決まる。だが、バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督は、今節の優勝はないと述べた。ヘルタ・ベルリン戦に集中している。

 バイエルンは23日、ブンデスリーガ第31節でFW原口元気が所属するヘルタに勝ち、勝ち点7差の2位ドルトムントがシュトゥットガルト戦を落とせば、ブンデス史上初となる4連覇が決まる。だが、グアルディオラ監督は試合を前に次のように述べた。ドイツ『TZ』が伝えている。

「タイトルを獲得するために戦うが、一歩一歩進まなければいけない。まだ優勝が決まっていないことを忘れてはいけないよ。明日だって、ヘルタが勝つかもしれない」

「優勝パーティー?そんなものは予定していない。明日のうちにミュンヘンに戻るつもりだ。ドルトムントはシュトゥットガルトで勝つ。だから、我々はあと2勝しなければいけない。チャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦の前に優勝できるかどうかは関係ないんだ」

 当然、ヘルタへの警戒は怠らない。

「彼らがどれほど守備的にプレーするかは分からない。我々はできればキックオフから彼らに上手く対応しなければいけないね。ヘルタの選手たちはフィットネスレベルが高く、フィジカルが強い。今季の彼らは自信を身につけた。それに、CL出場権を争っており、彼らにとって大事な試合だ」

 バイエルンはDFBポカールで決勝に駒を進め、CLでもベスト4に進んでいる。3年ぶりとなる3冠の可能性を残しており、グアルディオラ監督も大きな目標を達成したと感じているようだ。

ユップ・ハインケスと同じレベルに立つことができれば、自分にとって非常に光栄なことだ。(リーグ4連覇は)ドイツでまだどこも達成できていない。もちろん、それできたらうれしいよ。そしてそうなったら、もっと上手く自分の気持ちについて話せるだろう」

 ポカール準決勝ブレーメン戦では、PKを獲得したMFアルトゥーロ・ビダルのダイブが騒がれた。グアルディオラ監督は、ビダルの行為に苦言を呈しつつ、今後も起用すると述べた。

「あの場面について、彼とは話していないし、これからも話す予定はない。だが、私はあの行為を好まない。勝利に値するプレーをして勝つことを望む。ただ、この話題はもう終わりだ。アルトゥーロは(ポカール)決勝でもプレーする」

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