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初先発ルーキー和泉キラリ!名古屋が公式戦7戦ぶり勝利…新潟は端山弾も連敗止まらず

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[4.24 J1第1ステージ第8節 名古屋2-1新潟 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスがホームでアルビレックス新潟を2-1で下した。名古屋の勝利は3月19日の仙台戦以来で、リーグ戦の連敗を2でストップ。公式戦の勝利は7戦ぶりとなった。新潟はリーグ3連敗、公式戦は4連敗。

 これまでシュート意識の低さがあった名古屋だが、この試合では序盤から積極的な仕掛けを見せた。キーマンとなったのは初先発のルーキーMF和泉竜司だ。前半23分にドリブルで持ち込んで放ったシュートは惜しくも左ポストに弾かれるが、同25分に和泉と同じく明大から入ったDF高橋諒のクロスを頭で合わせる。GK川浪吾郎に弾かれたが、こぼれ球をFWシモビッチが押し込み、先制点に繋げた。

 和泉は前半終了間際にもミドルレンジから右足を振り抜く。これも川浪の好セーブに阻まれたが、名古屋は前半だけでシュート13本を放つなど圧倒した。そして後半16分には左サイドからドリブルで中央に持ち込んだFW永井謙佑がゴール右隅に巻くようなシュートを蹴り込み、勝利をグッと引き寄せた。

 しかし新潟もようやくここからエンジンが掛かりだす。後半19分にはMF加藤大の浮き球で抜け出したFW端山豪がループシュートを蹴り込む。端山は慶應義塾大に在学した昨年も特別指定選手として新潟に在籍。リーグ戦初ゴールも記録していたが、プロになったから迎えた初先発の試合で、早速結果を残した。

 ただ、終盤も押し込んだ新潟だが、勝ち点に届く得点を奪うことが出来ない。後半アディショナルタイムには端山、MF野津田岳人がゴール前で立て続けにシュートを放つが、負傷欠場となった守護神楢崎正剛に代わって出場したGK武田洋平の好セーブに止められる。直後にもMFラファエル・シルバが押し込むが、MF矢田旭のクリアに遭ってしまい、同点弾は生まれなかった。 


●[J1]第1ステージ第8節 スコア速報

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