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ドルトムント幹部が好調香川を称賛「シーズン序盤のフォームを取り戻した」

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 ドルトムントMF香川真司は、ここ6試合で4得点と好調だ。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、日本代表MFの復調を喜んでいる。

 シーズン後半に入って出番が減った香川は、第20節ヘルタ・ベルリン戦や第25節バイエルン戦でベンチ外となった。ドイツ『キッカー』は、この時期に香川がベンチに座った理由はターンオーバーではなく、トーマス・トゥヘル監督がパフォーマンスに満足していなかったためとしている。それでも、ここ6試合で4ゴールを挙げる香川は、再び信頼を取り戻した様子だ。

 この活躍には首脳陣も満足しているようで、ツォルクSDは香川を称賛。『キッカー』に対して、「彼は非常に効果的にボールを扱っている」とコメント。復調のために「歯を食いしばって、姿勢を正した」ことを評価している。

 同SDは、「シンジはプレー機会が減ったことに満足していなかった」と、奮起の要因を語っている。ただ、『キッカー』は香川復活の要因がほかにもあると指摘。バイエルンMFマリオ・ゲッツェにドルトムント復帰の噂があるため、香川はポジション争いのライバルとなるかもしれない元チームメイトとのチーム内競争を意識し、それがアピールにつながっているのではないかとした。

 今シーズンを良いイメージで終えることが、来シーズンの活躍の第一歩。香川には好調を維持して最後まで駆け抜けてほしいものだ。


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