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L・スアレスと“破局”寸前だった代理人「彼はアーセナル移籍を望んでいなかった」

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 バルセロナFWルイス・スアレスの代理人を務めるペレ・グアルディオラ氏は、3年前に“破局”寸前になるほど選手との関係が悪化したことがあると明かしている。

 リバプールでの活躍が認められ、2014年にバルセロナへと移籍したL・スアレスだが、スペインへ渡る前にイギリス国内で移籍する可能性があった。2013年夏、アーセナルが強い関心を示していたのだ。

 アーセナルは当時の選手の契約解除金とされた4000万ポンドを超える、4000万1ポンドでオファーを出し、L・スアレス獲得に近づいていた。その際、獲得オペレーションに深く携わっていたのがペレ・グアルディオラ氏だった。

 ペレ・グアルディオラ氏は『フォー・フォー・ツー』でL・スアレスがアーセナル移籍を拒んでいたことを認め、以下のように続けている。

「私とルイスの関係を語る上で、最悪のエピソードだ」

「当時は多くの混乱があった。状況によっては、不快を感じるような決断をしなければいけない時もある。それから、最終的にはリバプールと契約延長で合意に至った」

 結局リバプールと契約を延長したL・スアレスは、その翌年夏にバルセロナに加入した。移籍1年目の昨季、6年ぶりとなった3冠達成に貢献すると2年目の今季はレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドを抑え、現在34得点でリーガ・エスパニョーラのピチチ(得点王)争いのトップに立っている。

「正直に言えば、バルセロナはルイスが愛していたクラブだ。バルサのようなチームでプレーする可能性は、人生で一度訪れるかどうかだ。そのチャンスを逃すわけにはいかない」


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