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ローマの王子はアメリカへ?NYコスモス、トッティとの接触認める

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 北米サッカーリーグ(NASL)のニューヨーク・コスモスを率いるジョバンニ・サバレーゼ監督が、ローマFWフランチェスコ・トッティとコンタクトを取ったことを明らかにした。

 39歳のトッティは今季でローマとの契約が満了する。クラブが引退して幹部になることを望んでいるのに対し、トッティ自身が現役続行を望んでいることで、決裂は避けられないと言われてきたが、最近になってイタリアメディアはクラブが契約延長に前向きになったと報じている。

 だが、新天地候補の一つとして報じられていたニューヨーク・コスモスは、トッティがローマを退団決意した場合に備えて動いていたようだ。『Tribalfootball.com』のインタビューで、サヴァレーゼ監督が次のように明かした。

「まず私に言えるのは、どんな監督やチームでも、世界中のどのクラブでも、組織に忠実なトッティほどの選手に関心を抱かないはずがないということだ。一つのクラブにすべてのキャリアをささげ、さらにトッティほど成功した選手は多くない。ラウル(・ゴンサレス)や(パオロ・)マルディーニのような、わずかな人間だけだ」

「誰だって彼をチームに入れたいと思うはずだよ。もちろん、コンタクトはあった。会話したよ。だが、現時点で私に言えるのはそこまでだ。我々は自分たちの選手じゃない選手について話すことを望まない。彼はローマが契約している選手だ。コンタクトがあったのは確かだが、それだけだよ」

 トッティは9月で40歳になるが、サバレーゼ監督は年齢を重視しないと述べている。

「年齢で選手を評価するんじゃない。チームにどんな貢献ができるかで評価する。トッティはまだいろいろなチームに貢献できる選手だと思うよ」

「優れた能力を持つ選手かどうかを決めるのに、年齢が基準になることはない。昨年のマルコス・セナを見てごらん。彼は39歳だったが、シーズンを通じて我々に全力を尽くし、優勝する見事な助けとなってくれた」

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