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首位・町田は岡山の“飛び道具”で2失点も粘りのドロー…今節首位陥落の可能性も

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[4.29 J2第10節 岡山2-2町田 Cスタ]

 5位のファジアーノ岡山と首位のFC町田ゼルビア(勝ち点20)の上位対決は2-2の引き分けに終わった。町田は9試合負けなし(6勝3分)としたが、16時キックオフの2位・C大阪(勝ち点20)の結果次第では今節で首位陥落の可能性もある。

 ホームの岡山は立ち上がり3分に町田に決定機を作られ、DF三鬼海のクロスからFW鈴木孝司にヘディングシュートを打たれるが、GK中林洋次が右手一本で止めるファインセーブ。すると、攻撃陣がこれに応える。左サイドからMF片山瑛一がロングスローをゴール前に入れると混戦となり、最後はFW押谷祐樹が右足で押し込み、先制点を奪う。

 首位町田も相手のミスから追いつく。前半31分、敵陣での相手のパスミスをMF鈴木崇文が奪い、前方にノールックパスを送る。これを受けた鈴木孝が右から中央に折り返し、FW中島裕希が右足シュートを決めて、1-1と同点とする。しかし、またも岡山の飛び道具に泣かされる。同38分に片山のロングスローをDF岩政大樹にヘッドで決められ、1-2で前半を折り返した。

 後半開始1分にDF篠原弘次郎のクリアミスからチャンスを作った町田は同14分に再び同点とする。ディフェンスラインの裏に送られたボールを中島が受けてPA内に侵入。GK中林を引きつけて出したラストパスを鈴木孝が右足で無人のゴールに流し込み、2-2とした。

 白熱のシーソーゲーム。岡山は後半25分に片山が左サイドからクロスを上げると岩政が競り勝ってヘディングシュート。これは左ポストを叩く。町田も最後まで中島と鈴木孝が逆転ゴールを狙ったがGK中林の好セーブもあり、試合は2-2のままタイムアップ。上位対決は引き分けに終わった。

●[J2]第10節 スコア速報

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