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首位返り咲きどころか…C大阪は今季初の連敗で3位転落

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[4.29 J2第10節 C大阪0-2京都 金鳥スタ]

 2位セレッソ大阪はホームで京都サンガF.C.に0-2で敗れ、今季初黒星を喫した前節・札幌戦(0-1)に続く2連敗となった。京都は2試合ぶりの白星で今季3勝目を挙げた。

 京都は前半8分、MF堀米勇輝の右CKにMFアンドレイが右足ダイレクトボレーで合わせると、クロスバーを叩いて真下に落下したボールはゴールラインを越えてゴールイン。立ち上がりのセットプレーを生かして先制に成功した。

 1点を追うC大阪は前半31分、FW杉本健勇のヒールパスを受けたMF関口訓充がドリブルで持ち込み、右足を振り抜いたが、GK菅野孝憲がセーブ。前半アディショナルタイムには右CKにMFソウザが頭で合わせたが、菅野が鋭い反応で弾き出した。

 すると後半立ち上がりに再びセットプレーから京都が追加点を奪った。後半3分、堀米の左CKからDF本多勇喜がヘディングシュート。今季名古屋から完全移籍で加入した本多の移籍後初ゴールとなる3シーズンぶりの得点で2-0とリードを広げた。

 CKから2アシストの堀米は試合後のインタビューで「前節はあまりキックの感触が良くなくて、1週間見つめ直した結果が今日の試合に出たので良かった」とコメント。20日に第1子となる男児が誕生したばかりとあって得点後はゆりかごダンスも披露し、「チームメイトに感謝です」と笑みをこぼした。

 2点ビハインドを負ったC大阪は後半12分に途中出場のFWリカルド・サントスがDF下畠翔吾に倒され、PKを獲得。リカルド・サントスが自らキッカーを務め、ゴール中央に蹴ったが、菅野が残した足に当てるビッグセーブを見せ、ゴールを死守した。

 試合前に首位・町田が引き分けに終わっていたため、勝てば首位返り咲きとなる一戦だったが、2試合連続の無得点で今季初の2連敗。勝ち点20のまま札幌に並ばれると、得失点差で抜かれ、3位に転落した。

●[J2]第10節 スコア速報

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