beacon

「選手の中でも日本平が鬼門と…」清水FW鄭大世、昨夏加入後ホーム初勝利に安堵

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.29 J2第10節 清水4-1金沢 アイスタ]

 昨夏の加入後、待望のホーム初白星だった。清水エスパルスは金沢を4-1で下し、2連勝。ホームでの勝利は昨年5月30日のJ1川崎F戦(5-2)以来、実に11か月ぶりとなった。

 2ゴールの活躍を見せたFW鄭大世は試合後のインタビューで「去年の夏に加入して、(ホームで)一回も勝ったことがなかったので、2年目での念願のホーム初勝利をみんなで喜び合えて良かった」と、安堵と歓喜の入り混じった表情を浮かべた。

 清水は昨季、J1第1ステージを最下位で終えると、昨年7月に水原三星(韓国)から鄭大世を完全移籍で獲得。5年ぶりのJリーグ復帰を果たし、第2ステージ13試合で4ゴールを挙げたが、チームはクラブ史上初のJ2降格となった。

 今季は開幕から出遅れたが、今季初先発となった今月17日の讃岐戦(2-2)で今季初ゴール。この日はFW大前元紀とそろって2得点ずつを記録し、「2トップがしっかり結果を出せたのは良かったと思う」と胸を張った。

 IAIスタジアム日本平に訪れた約11か月ぶりの歓喜。ヒーローインタビューで「お待たせしました」と応じた鄭大世は「選手の中でも『日本平が鬼門』と自分たちで言っていたぐらいなので」と明かすと、「今日の勝利で肩の荷が下りて、プレッシャーもなくなって、これからは連勝街道まっしぐらになると思う」と、ホームのサポーターに約束していた。

●[J2]第10節 スコア速報

TOP