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痛恨のPK失敗…横浜FMカイケ「今日は自分が蹴りにいった」

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[4.30 J1第1ステージ第9節 横浜FM 0-1 湘南 日産]

 同点に追い付く絶好機だった。後半3分に湘南に先制された横浜F・マリノスは、同24分にPA
内でMF齋藤学が放ったシュートがMFパウリーニョのハンドを誘ってPKを獲得。ボールを持ってペナルティスポットに向かったのは、途中出場のFWカイケだった。

「今日は自分が蹴りにいった」と得点への意欲を燃やすカイケはゴール右を狙ってボールを蹴り出す。しかし、「カイケ選手のブラジル時代の映像などを見た中で、8割近く(GKから見て)左に蹴っていたので、そっちに蹴ると思っていた」と語るGK村山智彦に完璧に止められてしまう。

「GKが先に動かないのを見たので、先に蹴ろうと思った。いつもトレーニングでやっていることをやろうとしたけど、残念ながら今日は止められてしまった」

 その後も湘南を押し込む時間帯が続いた横浜FMだったが、最後まで同点ゴールは生まれず。今季初の2連敗を喫することになった。「結果を得られなかったので悔しい。しっかりとトレーニングを続けて、次にチャンスがあったらしっかり決められるようにやっていきたい」と背番号9は気持ちを切り替えようとしていた。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第1ステージ第9節2日目 スコア速報

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