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ラニエリ監督、レスターの優勝見逃す? 96歳の母とランチへ

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 FW岡崎慎司の所属するレスター・シティクラウディオ・ラニエリ監督が優勝の瞬間を見逃す可能性があるようだ。英『ミラー』など複数メディアが伝えている。

 1日に行われたプレミアリーグ第36節でレスターはマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-1で引き分けた。2日に行われる試合で暫定勝ち点8差の2位・トッテナムがチェルシーと引き分け以下に終われば、今節のプレミア制覇が決まる状況となっている。

 しかし指揮官はトッテナムの試合を観戦することができないという。96歳の母とランチの約束をしていたため、飛行機でイタリアまで行かなければいけないからだ。ラニエリ監督は「96歳の私の母とランチに行くんだ。誕生日というわけじゃないが、一緒にランチに行こうと約束していてね」と明かす。

「だから明日は飛行機に乗っている。イタリアに戻っているときとトッテナムの試合の時間が一緒なのさ。だから私には結果がわからないんだよ」

 トッテナムがチェルシーと引き分け以下に終われば、レスターの“世紀の番狂わせ”が実現する。しかし指揮官は慎重な姿勢を崩さない。

「トッテナムは残りの3試合全てに勝つと思っている。今は次のエバートン戦に集中しているよ。チェルシーの監督だったとき、トッテナムとのダービーこそが本物のダービーだった。だから明日勝つチャンスがあったら、それをものにするのは私にとって重要なんだ」

「ただ、今はそれについて話したくない。次の試合だけにただ集中したい。街中が青くなるだろう。平常心で試合に集中し続けなければならない。ピッチ上でのプレーだけに集中するんだ」


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